おすすめの間取りは?家を購入する際に見るべきポイント

家を購入する際は、しっかりと検討した上で後悔しないような間取りにしたいものです。 しかし、実際に生活してみないと分からない部分もあり、間取りをなかなか決められないケースは少なくありません。
そこで今回は、家を購入する際におすすめの間取りと、見るべきポイントについてご紹介します。家の購入を予定している方は、ぜひ参考にしてください。





家族構成別、おすすめの間取りはコレ!

夫婦と子ども、ファミリー向けの間取り
特に最近注目されているのが、柱や壁といった障害物を減らし、リビング・ダイニング・キッチンを1つの開放的な空間とする間取りです。 1階をオープンな空間にすることで、家族間のコミュニケーションを大切にすることができます。

また、階段をリビングの中に設けて、家族が顔を合わせやすくする間取りもおすすめです。 顔を合わせる機会が増えるため、家族皆が仕事や学校などで忙しい家庭であっても、自然とコミュニケーションが生まれることがポイントです。


夫婦2人におすすめの間取り
夫婦2人で生活する家を購入する場合は、無駄を省いたコンパクトな間取りにすることで、シンプルで効率的な生活動線を実現できます。 寝室は大きくなくても大丈夫なので、その分リビングを重視すると良いでしょう。 ウォークインクローゼットがあれば、他の部屋をすっきり見せられ、お掃除も簡単です。家事の負担を最小限に抑えることができるでしょう。

DINKSなど、共働きの夫婦2人暮らしには対面キッチンとダイニングカウンターがおすすめです。 配膳がしやすく、コミュニケーションを取りやすいのがメリットです。

また、両親と一緒に暮らすことになった場合なども考慮して、車いすが通れるように玄関や廊下を広くとった、バリアフリーを意識した間取りにするのも良いでしょう。 両親のことだけでなく、自分たちの老後を考えた場合にも、安心して暮らせるのではないでしょうか。



1人暮らしにおすすめの間取り
生活スタイルの変化により、最近では独身の1人暮らしの方がマイホームを購入するケースも増えてきています。 1人暮らしで家を購入する際に重視すべきことは、自分の生活スタイルに合った間取りを選ぶことです。
ウォークインクローゼットなどの収納スペースを重視しても良いですし、広めのバスルームがある家を選び、日々の疲れを癒やす空間としても良いでしょう。

間取りとしては、1LDKや1DKがおすすめです。自分の寝室とは別にゲストルームを設けた間取りであれば、友人や家族を招いた際に利用できます。
2LDKや2DKであれば、リビング隣に部屋がある間取りを選べば普段はリビングと一体で使い、来客時はゲストルームとして利用したり、扉を閉めてものを隠したりなど柔軟に使えるのがおすすめです。





家を購入する際のポイント

収納の使い勝手は良さそうか
まず注目すべきなのは、「収納場所」です。 特に生活する上で物があふれかえりがちな「玄関」や「リビング・ダイニング」周辺の収納はしっかりと確認することをおすすめします。 間取り図に収納スペースと書かれていなくても、実際の部屋を見て利用できそうなデッドスペースがあれば、チェックしておくと良いでしょう。
適切な場所に収納スペースが確保できるようであれば、生活の上でどのような物を収納することになるのかシミュレーションして、収納物が収まりきるか検討しましょう。 明らかに物があふれてしまいそうな場合は、収納スペースに工夫が必要となります。



家事動線に無駄がないか
家事を行う際に移動する経路となる「家事動線」が短ければ短いほど、無駄がなくスムーズな家事が実現できる間取りと言えます。
例えばキッチンの場合、「流し台とコンロと冷蔵庫の位置関係が三角形」になる配置だと、最低限の動きだけでテキパキと調理ができると言われています。 家事動線を意識することは家事の時短につながるため、より負担の少ない快適な生活を送るポイントとなるでしょう。





おわりに

今回は、家を購入する際におすすめの間取りと、見るべきポイントについてご紹介しました。 家を購入してから「失敗した」と後悔しないためには、事前のシミュレーションが非常に大切です。
今回ご紹介した間取りは現代の生活にマッチしている間取りとも言えますが、 まずは、自分たちの生活スタイルにしっかりとフィットするかどうかが、家を購入する際の重要なポイントとなるでしょう。

(平成29年7月)





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