うちの家でも売れるの?売却しやすい住宅の条件と高く売る方法

家を売却する場合、気になってくるのが「本当に売却できるのか?」「いくらで売却できるのか?」ということではないでしょうか。 なるべく高く売りたいという方が多いと思いますが、いったいどのような住宅が売却しやすいのか、高く売るにはどうしたら良いのか、知らない方が多数だと思います。
そこで今回は、売却しやすい住宅の条件と高く売る方法についてご紹介します。





売却しやすい住宅の条件

売却しやすい住宅というのは、買い手がつきやすい不動産ということです。 買主側は、自分のライフスタイルに合わせてさまざまな希望条件を挙げ、それらがかなう物件を購入します。
そのため、購入条件に挙がりそうな要素を備えていれば、それだけ売却しやすいということです。



◆生活しやすい環境があること◆
一般的に、売却しやすい条件としてまず挙げられるのが「交通の便が良い」という点です。 駅から徒歩5分以内の物件は、築年数が経過しても大きく資産価値が下落するケースはほとんどありません。 また、商業施設や総合病院が近隣にあるなどの、生活施設が充実しているというのもポイントです。



◆使いやすい間取り、奇抜ではない外観◆
資産価値が高く、どんな層にとっても暮らしやすい条件を備えていれば、「購入希望者が多い=売却しやすい」ということになります。 そういった観点から、生活しづらい間取り、内装や外観が奇抜な物件などは敬遠されがちです。 あまりに奇抜な外観や使いにくい間取りの場合にはリフォームを行い、幅広い層に受け入れてもらえるように準備しましょう。

住宅を高く売る方法

「家」という大きな資産を売却するわけですから、高く売りたいと考える方がほとんどですよね。 新しい住宅への引っ越しや住み替えを考えた場合も、まとまった現金は確保しておきたいところです。 では、住宅を高く売るにはどうしたら良いのでしょうか。


◆より高く売りたいなら「仲介」がおすすめ◆
仲介は不動産会社と媒介契約を締結し、インターネットやチラシなどで広く購入希望者を募って売却につなげる方法です。 不動産会社が査定価格を算出してくれるので、それを参考にしながら最終的には売主自身が販売価格を決定します。 相場や直近の売却事例が加味された査定価格を参考にしつつも、自分の希望を踏まえて販売価格を決められるため、「この価格で売りたい」という希望を反映することができます。

仲介を利用する最大のメリットは高額の売却が期待できる点です。 買取の場合は市場価格の1~3割引き程度となってしまいますが、仲介であれば相場に見合った価格での売却を狙うことができます。
ただし、仲介手数料が掛かってしまったり、近所に売却が知られてしまったり、人によっては気になる点もあるため、事前によく確認した上で媒介契約を締結するようにしましょう。



◆取引のスピードを重視するなら「買取」◆
買取は不動産会社に直接売却するという方法です。 とにかく早く家を売却したい方や、周りに知られずに売却したい方には向いています。 しかし、不動産会社が提示する買取価格は、仲介で売却する場合よりも下回ることが通常です。 自分が思うほどの金額では売れないケースも多く、少しでも高く売りたいという方にとっては、不向きです。

また、買取であっても仲介を通してのメリットはあります。 一般の方にとっては難しい買取業者とのやり取りを円滑に行えるほか、多数の買取業者の中から最高値を選択することが可能です。
仲介を選んでも、販売期間が長期にわたってしまえば、販売価格を大幅に見直す必要が出てきます。 「やむを得ず不動産会社に買い取ってもらった」「なかなか売れないので販売価格を下げた」 といったケースを可能な限り避けるためには、親身になって相談を聞いてくれるなど、信頼できる不動産会社を見つけることが重要でしょう。




おわりに

今回は、売却しやすい不動産住宅の条件と高く売る方法についてご紹介しました。 不動産の売却は人生に何度もあることではありません。 大切なわが家を満足できる価格で売却するためには、プロである不動産会社のサポートが不可欠です。 信頼できる不動産会社を見つけ、アドバイスを受けつつ、売るための準備を整えていきましょう。

(平成29年6月)





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